うじ子って宇治で好きな場所ってあるの?
うん。朝霧橋!
宇治には魅力的な所が多いのに朝霧橋?
あまーい!!朝霧橋は他の場所にはない癒しの力があるんだよ!
本当は教えたくない!宇治で緑と水と風に心を癒される場所【朝霧橋】
正直に申しますとご紹介したくはありません。
そのぐらい素敵で大好きな場所なんです。
宇治の好きな場所ランキングを作ったら間違いなく
でも宇治の魅力をご紹介するブログとしては、自分の内に秘めるよりも多くの方にこの素敵な場所を知ってもらいたい気持ちもあります。
ということで今回は大好きなとっておきの場所をご紹介します。
宇治には自然の中に身を置ける場所がいくつもあります。
大吉山・植物公園・太陽が丘・鳳凰湖森林公園など、上げていくとキリがありません。
ですが、管理人が特にオススメするのは朝霧橋です。
なぜなら、朝霧橋からは山・川・お寺・神社・文化と宇治のいいところを全て眺めることができるからです。
どんな季節のどんな時間に行っても確実に心が癒される要素がたくさんあります。
そんな朝霧橋の魅力を余すところなくご紹介します。
朝霧橋について
朝霧橋は宇治川右岸の宇治神社前と橘島を繋ぐ74mの橋です。
丹色の風貌から深い歴史があるように感じますが、宇治の中ではかなり新しい橋です。
架けられたのは1972年で、宇治の人々に愛されてから約50年です。
宇治橋が掛けられたのが676年で、1300年以上の歴史を誇ることと比較するとまだまだ若い橋です。
ですが、宇治上神社から橘島を結んで宇治観光の利便性を飛躍的に高めています。
それまでは平等院と宇治上神社や宇治神社の行き来をするのに宇治橋を通る必要がありました。
朝霧橋が架かったことで交通の便が良くなっただけでなく、車道をほとんど見ることなく行き来できるようになりました。
車道を見ないというだけで雰囲気を崩すことなく宇治観光ができます。
若いながらも宇治には欠かせない存在です。
きっとあなたも朝霧橋が好きになる!
朝霧橋には宇治の魅力がギッシリつまってる!
朝霧橋の魅力は何といっても宇治の良さをたくさん感じられることです。
順番にその魅力をご説明します。
風情ある丹色の姿
朝霧橋は宇治橋から眺めた時にとても栄える姿をしています。
朝霧橋の丹色が(にいろ)青空と宇治川の中で鮮やかさをはなっています。
そして平安文化を思わせる丹色と、宇治橋と同じく擬宝珠(ぎぼし)が風情を出しています。
擬宝珠は橋の欄干にある玉ねぎのような形をした装飾です。
擬宝珠の起源には諸説あります。
1、仏教の宝珠からきているとするもの。
2,玉ねぎの魔除けの力にあやかっているとするもの。
平等院から宇治神社・宇治上神社へと情緒あふれる中を移動できます。
緑と文化に包まれる
朝霧橋に立って見渡せば宇治の緑に囲まれていることに気付きます。
上流側を見れば槇尾山や喜撰山、右岸側には大吉山や朝日山がそびえ立っています。
春先には桜や新緑、夏には緑深くなった姿、秋には紅葉があなたを迎え入れてくれます。
四季折々の山の姿に心が癒されます。
そして右岸側の宇治神社や左岸側の平等院や塔の島など、宇治の文化や歴史に深くかかわる建物や場所が見えます。
そして橋のたもとには『源氏物語』の宇治十帖に関する像があります。
光源氏の孫である匂宮(におうのみや)がヒロインである宇治の女性・浮舟と小舟で語らうシーンの像です。
浮舟には薫という心に決めた人がいますが、匂宮の情熱に心が揺らいでしまいます。
そんな浮舟の心情が大きく揺れ動く、宇治十帖きっての重要な場面です。(第51帖「浮舟」)
朝霧橋は宇治の自然と歴史を一度に見られる場所なのです。
自然と文化に囲まれてることが朝霧橋の魅力の1つ!
朝霧橋の1番の魅力はそよ風とせせらぎの心地良さ
朝霧橋の1番の魅力なんといっても音です。
自然や文化的な景観は他の場所でも楽しめますが、この音だけは朝霧橋にしかありません。
その音とはそよ風とせせらぎの音です。
朝霧橋は宇治川の上に架かっています。
すぐ下を見れば川の流れがあるわけです。
朝霧橋の中央に立って耳を澄ますと宇治川のせせらぎが実に心地よく耳に入ってきます。
そしてもう一つの音はそよ風です。
朝霧橋には常に風が吹いています。
それこそ、どの季節・どの時間に行っても上流からの風が気持ちよく緩やかに吹いています。
上流の方を向いて耳に手を添えると、そよ風の音と川のせせらぎがはっきりと聞こえます。
どんな時でも風とせせらぎ、そして豊かな自然と文化と川の景色が疲れを癒してくれるのです。
宇治の風景を見て、風を肌で感じて、音を楽しみ、自然の空気を思いっきり深呼吸する。
何よりも心を落ち着かせてくれる場所が朝霧橋です。
疲れてる時や悩み事がある時にはぜひオススメ!
ギネス記録に大きく貢献
実は朝霧橋はあるギネス記録の樹立に大きく貢献しています。
そのギネス記録とは「最も長い団子の列」です。
「なにそれ、、、?」
と思うかもしれませんがホントにギネス記録が樹立しています。
というのも、2016年3月に「団子で繋ごう世界遺産」というプロジェクトが実施されました。
世界遺産である平等院と宇治上神社を宇治の名産品である茶団子で繋ごうというウソのようなプロジェクト。
宇治市内の商店主の皆さんがつくる「宇治創生会」による発案です。
平等院と宇治上神社までは約660mあります。
その距離をずーっと茶団子(直径約2㎝)を並べて繋いじゃうわけです。
このために茶団子を並べる板が設置され、約2000人が集まり、約3万5000個の茶団子が並べられました。
驚異的な数です。
このルートに朝霧橋があるので、朝霧橋にも茶団子を並べる板が設置されていたわけです。
そして約660mの距離に茶団子並べられ、偉業達成!!
、、、のはずだったんですが、途中で2mmの隙間が見つかったのことで、そこまでの距離が記録として計測されました。
つないだ茶団子の数は1万6291個で、距離にしてなんと341.57m!ギネス記録樹立です!
世界が広しといえど、「最も長い団子の列」の世界記録が作られたのは日本の宇治市なのです。
他に誰もしないとは思いますが、、、。
何はともあれ、実はギネス記録の樹立に朝霧橋は貢献していたのです。
もう一回チャレンジして、次は成功してほしい。
朝霧橋への行き方
朝霧橋までは
京阪宇治駅から徒歩約10分、
JR宇治駅から徒歩約12分。
宇治の観光名所は宇治川をはさんで両岸にたくさんあります。
それらの行き来には宇治橋だけでなく朝霧橋を渡ることをオススメします。
観光ルートにぜひ加えてみてはいかがでしょう。
一言まとめ
宇治の空気に癒されたいなら朝霧橋!
それでは良い宇治ライフを!
-
そうだ宇治、行こう。タイプ別、宇治へのアクセス方法
・宇治まで行くにはどうすればいい?・速く・安く宇治に行くには?・飛行機で行くにはどうすれば、、、。 この記事では上記のような悩みを持つ方向けに、宇治へのアクセスについてまとめています。 そうだ宇治、行 ...
続きを見る